KEICHIKU
TARUMI

LADAKH flower studio

Works

ラリックジャパン、カッシーナ・イクスシー、
ブルトハウプ、資生堂、日本航空、レクサス、
メルセデス・ベンツなど、

フラワーアーキテクト 垂見圭竹の手がける
ハイブランドのクライアントワークスのご紹介。

Cassina ixc.

花の仕事を始めて3年程してから、
「カッシーナ・イクスシーのショールームのお花を担当しませんか」という嬉しいお話をいただきました。
お仕事が決まってからは、
毎日のようにカタログを眺め、
ル・コルビュジエ、ヴィコ・マジストレッティ、
マリオ・ベリーニなど
巨匠や著名建築家、デザイナーの世界観を理解し、
スタイリングを自分の中に落とし込みました。

空間に響く花を生ける。
インテリアの最後のムードづくりは
花だと思っています。
花を生けると空間が呼吸をしはじめる。
ショールームには、ムードを上げるアイデアが散りばめられ、インテリアのトレンドを肌で感じ、
刺激を受けながら花を生ける喜びを感じます。
ムードのあるショールームにしたい。
と、情熱を注ぐ場所です。

a. 広々としたショールームのエントランス。ドウダンツツジの枝でお迎え b. オフィスラウンジ空間にコウリヤナギ c. モダンとクラシックが融合したラグジュアリーな空間 d. 八重トルコキキョウと、セローム e. 骨董の壺にドウダンツツジ f. 白のデンドロビウムと、山野草のユキモチソウの苔仕立てをガラスベースに g. 周年イベントでのフラワーデモンストレーション

SHISEIDO

日本を代表する化粧品ブランドの資生堂。
資生堂の中にも、いくつかのブランドがありますが、
トップのラグジュアリーブランドのクレ・ド・ポー ボーテを担当させていただいております。
シナクティフなど、メインアイテムのホテルでの新作発表会、イベント、ウインドディスプレイ、
海外セレブ来日時の宿泊先の
ホテルのスイートルームなど。
私のトークショーも数回開催していただきました。
憧れのクレ・ド・ポー ボーテの仕事に
関われることは、この上ない喜びです。
このブランドで花を生け、
トークショーを通じて学んだことは、
人として、女性としての豊かさ、美しさ、
幸福感についてです。
ラグジュアリーとは、本物を愛し、
ぶれないことだとも知りました。
内面の豊かさが、外見の美しさにつながる……。
資生堂のフィロソフィーの深さを知れば知るほど
共感できました。
ブランドの高い精神性に触れ、
学びを得たことは有意義で幸せなことだと
感謝しております。

a.b.c 銀座・資生堂でのメインディスプレ d.e.f マンダリンホテルでのシナクティフのパルファム発表会の会場装花、デッサン g. ホワイトニング美容液の発表会装花 h. GINZA SIXでのイベント。クレ・ド・ポー ボーテ6人の女性たち

JAPAN AIRLINES

羽田空港・国際線旅客ターミナル内にあるJALの
ファーストクラス、サクララウンジ。
このプロジェクトのインテリアデザイナーは
小坂竜氏。
ラウンジ内には、日本を代表する各界の芸術家の作品が点在しています。
私はグリーンコーディネートを担当いたしました。
空港ラウンジは、ゆったり寛げる、
快適さが求められます。
伸びやかで大らかなグリーンを
ラウンジのオアシスにと考え、
八丈島からポリシャスとシェフレラを仕入れました。
シェフレラはメインダイニングのテーブルのところに。お食事中にお客さまから土が見えないように、
彫りごたつのように台を作り、
植物だけを見せました。
月に1度、グリーンのメンテナンスに入ります。
常連のお客さまからは、
木が大きくなって素敵だねとお声掛けいただき、
海外のお客さまは、作業の様子を興味深く
ご覧になっていました。
日本の玄関口として注目度の高い、
大変貴重なプロジェクトでした。

main ラウンジにポリシャスとベルギーの花器 b. 桜の漆喰 c. 書道家の日本地図 d. 足元は苔をあしらって日本らしさを表現 e. 正面の群青色の壁は左官士の作品