information

18.07.18

トキタ種苗様 本社屋 グリーンコーディネート

 

2017年に会社設立100周年を迎えられ、
同時に新社屋を建設されたトキタ種苗(ときたしゅびょう、埼玉県さいたま市)様。
この度本社屋内のグリーンコーディネートを担当させていただきました。

 

社屋は自然光が至る所に取りこまれ、
フローリングはドイツ直輸入、家具はイタリア・カッシーナと
時田社長のこだわりが随所に感じられる、明るく解放感のある空間です。

垂見が植栽を担当しております、
羽田空港のJAL国際線ファーストクラスラウンジのグリーンを
時田社長様が惚れ込んでくださり、

この度のご縁をいただきました。

 

垂見も時田社長のその思いにお応えしようと、納得いく木を探し続け、
3ヶ月かけてようやく自信を持ってお納めできる木に出会えました!

 

お客様とのご縁も一期一会、木との出会いも一期一会だとつくづく思います。

 

青々と艶やかな葉と、幹、枝の力強さで迫力のある3種類のグリーンを、
土の温かみと力強さ、職人の手のぬくもりを感じさせる
ベルギー・ドマーニ社の器にコーディネートさせていただきました。

 

 

◆メインエントランス

シンボルツリーとなる「ポリシャス」。枝垂れた葉っぱに趣があります。

 

◆ミーティングスペース
「シェフレラチェンマイ」 普通は土に埋まっている根っこが土の上に出ている、縁起のいい“根上がりの木”。

◆奥のミーティングスペース
入り口付近から眺めても存在感のある「カシワバゴム」。艶のある大きな葉っぱが美しい。

 

お客様をお迎えするメインエントランス、

フロア左手の広いミーティングスペース、
フロア奥のミーティングスペースと

3ヶ所にグリーンを配置させていただきました後には、

 

種苗メーカーらしく、 生命力とエネルギー

癒しを感じられる良い気がオフィス空間に流れました。

 

作業中も社員の方が何名も興味を持って話し掛けてくださり、

この木々、グリーンがもたらすエネルギー、コミュニケーション、癒やし・・・も
楽しんでいただけたら幸いにございます。

 

これから社員の皆さんのご協力のもと、このグリーンを大切に育ててまいります。

 

18.06.14

ウェディングパーティの装花

 

5月29日、富山県富山市リバーリトリート雅樂倶にて

結婚式のお花を担当させていただきました。

新郎の針原様はラダック名古屋レッスンに9年通ってくださっている

ベテラン生徒さんです。

ほかの生徒さんからもそのお人柄から

「ハリー!ハリー!」と人気の生徒さんで、
とても繊細で、ムードのあるお花を生けられます。

 

この度、ご結婚式にあたり、

会場の装花、ブーケ、ブートニア、ヘッドドレスをご依頼いただきました。

 

「9年間レッスンに通っていて、圭竹先生への信頼感と安心感、包んで下さる包容力。

全てはお任せします。」との嬉しいご依頼。

ハリーの愛情溢れるお人柄とそのお気持ち、胸が熱くなりました。

 

会場の雰囲気のわかるお写真、ドレスやヘアスタイルのお写真、

新婦の綾さんとも数回お打合せをさせていただき、スケッチをおこしました。

スケッチをご覧になり「本当に素敵!」と見つめ合うお二人に

こちらが少々照れるほどでした。

 

挙式・披露宴は富山と名古屋の2ヶ所で行われるとのこと。

装花を担当させていただきました富山での会はご親族様の会。

 

会場装花のメイン花材は、老若男女問わず親しまれている季節の花・紫陽花の、水色、紫、白をメインに。

神通川の流れと幾重にも重なる山並みが作り上げた渓谷が眼前に広がる会場に合わせ、

ガラス器の水の中に山帰来の実・ツルをいれ、

周りに配したキャンドルの灯火を受けてユラユラ、キラキラし、

揺らぎのムード、瑞々しさのムードを大事に、居心地の良い空間を目指しました。


翌5月30日は名古屋 ザ・カワブン・ナゴヤ での人前式。

新婦にサプライズで、新郎・ハリーが自らウェディングブーケを作りたいとのこと。

昨秋からブーケレッスンをさせていただき、ウェディング当日までに7個のブーケを作られました。

新婦の綾様も結婚式当日のビッグサプライズ!とても喜んでくださっていました。

名古屋の人前式用ブーケは、ハリーの作品、その他披露宴用のブーケは垂見が制作させていただきました。

 

ハリー、綾さん、どうぞ末永くお幸せに・・・。

18.05.06

Cassina ixc. 名古屋店 オープン3周年記念イベント

 

4月24日。この日の名古屋は土砂降りでしたが、

事前にお申し込みいただいたたくさんのお客様に温かく見守られながら、

カッシーナのスタイリッシュな空間で生け込みライブインスタレーションをさせていただきました。

 

Sarah Vaughanが流れるムードあるリビング空間にまず生け込みましたのは、

ライトグリーンの新芽が美しいドウダンツツジ。

高さと枝ぶりで空間をダイナミックに使い春の気を感じていただきます。

次に甘酸っぱい香りが心地よい地物の大山レンゲ、

紫の濃淡とこんもりした玉感を楽しんでいただける紫陽花、

甘く優しい香りを放つライラック、大輪の深紅のダリア・黒蝶、

今が旬のジャーマンアイリスと

リズミカルに生け込んでまいります。



苔むした古木のすもも、ふわっと垂れ下がる黄色いのソケイ、

数本の黄色いアイリスは光をイメージしております。

 

明と暗、陽と陰の対比を感じていただける立体感と動きのある、空間を贅沢に使った作品に仕上がりました。

 

お花やグリーン加わったことでカッシーナの空間が瑞々しくよりムードある空間へと変化したのではないでしょうか?

 

生け込み中はお花に集中しているため、お客様の様子はあまり気になりませんが、

生け込みが完成した際にお客様からのためいきと賞賛の拍手をいただき、

緊張と集中から解かれ、とてもほっといたしました。

 

生け込みライブの後は、「おもてなしの心」をテーマに

“キング・オブ・レクサス”と称される、レクサス星が丘店を運営されていらっしゃる、

ネッツトヨタ東名古屋株式会社代表取締役社長・山口峰伺様、

カッシーナ・イクスシー代表取締役社長 兼 コンランショップ・ジャパン代表取締役社長・森康洋様との

トークセッションに参加させていただきました。

常日頃心がけていることや、それぞれの心に残っているおもてなしについて、

様々な経験をもとに話が弾みました。


 

また、4月30日にはフラワーコーディネート・ワークショップをさせていただきました。

ベルギー・TISTOU社の器に

八重のトルコキキョウ・“ボヤージュブルー”、クレマチス・“デュランディ”、アセビを生けていただきました。

レッスンを受講してくださったお客様はカッシーナの素敵な空間を楽しみながら、

和やかに、そして涼やかでムードある仕上がりの作品を上手に生けてらっしゃいました。

 



生け込みライブインスタレーション、トークセッション、フラワーコーディネート・ワークショップと

大変貴重な機会を頂戴いたしましたことに大変感謝しております。

今後も多くの皆様にCassina ixc. 名古屋店のフラワーディスプレイを楽しんでいただけるよう、

心を込めてお花を生けさせていただきます。

17.07.07

客迎えの夏支度 羽田空港国際線 JAL ファーストクラスラウンジにて

7月某日、羽田空港国際線出発ターミナル。
海外へ発つ人、日本での滞在を終えそれぞれの目的地を目指す方など
多くの旅行客で賑わいを見せていました。
8月に入るとさらに利用者が増え、日本の玄関口として多くの方がここへ足を運びます。

昨年のこの記事でご紹介させていただいたように、日本航空国際線 ファーストクラスラウンジでは
2本の植栽をオープン時にコーディネートさせていただき、今月でちょうど三年が経ちました。
オープン以来、月に一度羽田に通い、じっくり丁寧に愛情を込めて植栽を育てております。


今月のメンテナンスでは、お客様が倍増するこの時期、
より瑞々しく生命力を感じていただけるシンボルツリーで皆様をお迎えする空間作りのため、
客迎えの夏支度をしてまいりました。

葉が茂り重みで枝垂れた枝は麻ひもでググッとバランスよく引き上げて
太陽の恵みをまんべんなく受けるよう、何百キロもある鉢を180度回転させ
足元には青々とした最高級のヤマゴケをあしらい・・・

目にも涼やかなシンボルツリーでお客様をお迎えいたします。

八丈島で丁寧に育てられた植栽は、滑走路を望む大開口から日の光を浴び、
スクスクぐんぐんと大きく育っています。

 

シェフレラ

ポリシャス

日本人は古来より客人をもてなすために室内に四季折々の花や野の枝をあしらうなど、
訪れる人の心を安らげる愉しさを嗜んできました。

生命力溢れる瑞々しい空気でお客様をお迎えしたい、
そう願いを込めてしつらえたシンボルツリー。
毎月のメンテナンスの際によくお会いする外国人の常連のお客様には
植物がとても気持ちよくて大好きな空間だ、羽田に来たら必ず寄るんだよとのお言葉をいただき
ラウンジを象徴する存在になってきたのもとても嬉しいかぎりです。

ファーストクラスでのご旅行以外でもマイレージなどを使いラウンジをご利用いただけるようです。
羽田から海外へ出発される際は是非ファーストクラスラウンジに足をお運びくださいませ。

皆様に健やかで勇壮な姿をご覧いただけるよう
これからも愛情を込めて毎月のメンテナンスを行ってまいります!

ラウンジ内 武田双雲氏の作品

 

16.10.24

クレド・ポー ボーテ プレス発表会での会場装花

8月某日、銀座資生堂パーラーにて開催されました
この秋発売のクレド・ポー ボーテ新スキンケアアイテム、
洗顔料シリーズ&アイクリーム(9/21発売)、オイル状美容液(10/21発売)の
プレス発表会の会場装花を担当させていただきました。

いつもクレド・ポー ボーテ様からご依頼を頂く時は、
商品コンセプトとお写真を拝見し、イメージのお色味をご指定いただきます。
「垂見さんのクリエーションにお任せします!
自由に表現して素敵なクレド・ポー ボーテの空間を作り上げてください!!」とのオーダーです。

今回の商品のキーワードは「輝き」「清涼感」「透明感」「ピュア」。
パッケージや広告ビジュアルからイマジネーションを膨らませ花で世界観を作り上げます。
何枚もデッサンを描き、イメージを膨らませ、
早朝4時の花市場でイメージを現実のものに落とし込んでいきます。

壁面:ドウダンツツジ 水無月 アナベル  テーブル上:クルクマ カラー(クリスタルブッシュ) アナベル

 

会場のメイン壁面には瑞々しい緑が爽やかに揺れるドウダンツツジを大きく生け込み
大輪の花を咲かせた白とライムグリーンのグラデーションが美しい水無月を。
室内のゆるやかな空気の流れに、ドウダンツツジがサワサワと揺らぎ、瑞々しく爽やかな風を感じます。


純白のパッケージの洗顔料シリーズが並ぶテーブルには
真っ白なクルクマ、カラー(クリスタルブラッシュ)をふんだんにあしらいます。
先端にかけ淡いグリーンのグラデーションが、花の白さと透明感をより際立たせ、
その美しいピュアホワイトにハッと息を呑むほど。

オイル状美容液はこれまでのクレド・ポー・ボーテでは類を見ないピンク色のパッケージ。
女性らしく大人っぽいピンクのアイテムを会場内でひときわ際立たせるために
選んだ花材は「ブーゲンビリア」。

ドウダンツツジ ブーゲンビリア バンダ アナベル

 

ソファに掛け、商品をご覧になる皆様の目線の先には、
そのパッケージとリンクする印象的なフューシャピンクのブーゲンビリアを。
頭上には軽やかに葉を揺らすドウダンツツジをあしらっています。

蔓状に伸びるブーゲンビリアは花器の口元から零れ落ちるようにふんだんにあしらい、
溢れ出る美を象徴するよう生け込みました。

アクセントとなる紫色の蘭バンダやグリーンのアナベルを添え
優雅で贅沢な・・・このオイルを使うときのリッチな幸福感をイメージして・・・

大人の女性のように透明感の中に成熟したムードをまとい、空間にも華やかな輝きがいっそう増しました。

「やはり女性はピンクや華やかなお色があると気分がぐっと盛り上がりますね!
ピンクはどんなお花を入れていただけるか想像してたのですが、まさかブーゲンビリアとは!
さすが垂見さん、会場が一気に華やぎました!お客様の反応が楽しみ♪」

とクレド・ポー ボーテご担当者さま。

あちこちから「わぁ素敵〜!今日のイベントにピッタリね〜」とスタッフ皆様の声が聞こえてきます。
お客様からの質問に備え、花材名をメモされたり質問してくださったり・・
ご熱心なご様子がとても嬉しく、垂見もいつもより更に念入りにコンセプトや花材のご説明をして、
花のおもてなし空間を完成させました。

「季節の花でお客様をお迎えし、瑞々しい空間で新商品をお楽しみいただきたいのです。
クレド・ポー ボーテの世界観に垂見さんのお花は欠かせません!!」

と、とても嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
皆様のそのおもてなしの心と素敵なオーラが会場に充満し、
生けた花にもさらにパワーと美しさがプラスされているような気がします。

皆さんのものづくりのこだわり、美意識の高さにいつも刺激をいただきます。
この出会いが本当にありがたく感謝の気持ちで花を生けています・・・と垂見。

クレド・ポー ボーテの皆様、毎回素敵なお仕事を担当させていただきありがとうございます。

16.08.13

客迎えの夏支度 at 羽田空港 JAL 国際線ファーストクラスラウンジ 

2014年8月にリニューアルグランドオープンした羽田空港国際線ターミナル、JALファーストクラスラウンジ。
国内外のVIPのお客様をお迎えする空間に、瑞々しく葉を茂らせるグリーンをしつらえたいと
乃村工藝社 A.N.D.のインテリアデザイナー小坂竜氏よりお声がけいただき、
シンボルツリーをコーディネートさせていただきました。

 

あれから丸2年が経ち・・・

2本のシンボルツリー、目を見張るほど成長しました!
驚きの生育ぶりをBEFORE&AFTER の写真でお見比べください!

 

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

オープンからの2年間、毎月毎月羽田に通い丹精込めてメンテナンスをしてきました。

大きなバケツ何杯もの水やりはもちろん、
満遍なく陽の光を受けるよう鉢を少しずつ回転させたり
葉が重なり重く見えてしまうところはバランスを見て剪定し、
これ以上伸ばしたくない枝は芽止めの処理を。
垂れ下がった枝は太い幹と麻ひもでくくり、ぐぐぐっっと持ち上げて・・・

とっても地道な作業ですが、植物の成長にはどれも欠かすことのできない重要なお手入れ。
その時の室内環境や生育状態に合わせ臨機応変に愛情を込めて育ててきたのです。

そんな私たちに応えてくれたのか、
オープン時よりもひと回り、ふた回り、いえ、それ以上に・・

写真をご覧いただければ一目瞭然!こんなに大きく成長しました!

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

見事な枝ぶりの「シェフレラ」がダイニングのビッグテーブルから突き出る姿は迫力満点!
2年経った今では葉がより深い緑で艶やかに、悠々と豊かに葉を繁らせています。
八丈島で何十年も丹精込めて育てられたこのシェフレラ。
自然が作り出した造形美にますますの凄みが出てきました。

落ちる影はどこか和の風情も

「涼しい木陰で食事しているようで気持ちいいね!」とお客様に人気のエリアだとか。嬉しいですね!

ソファの並ぶラウンジエリアには、趣ある樹形が盆栽を思わせる「ポリシャス」を。
今では葉がよく茂り緑も深いこんもりとした森のよう。
繊細に縮れた葉としなやかな枝ぶりで風格たっぷり、格調高い寛ぎの時間を演出します。

 

サマーシーズンには、日本の玄関口としてより多くのお客様がここに足を運び、搭乗前のひと時をお過ごしになります。
7月は通常のメンテナンスに加え、入念なお手入れをいたしました。

夏の客迎えのしつらえです。

訪れるお客様に気持ち良く快適にお過ごしいただくために、
目からも涼やかな演出となりますように・・・
残りわずかな日本での滞在を気持ち良く締めくくっていただけますように・・・そんな気持ちを込めて。

足元にあしらった最高級のヤマゴケ。 青々と瑞々しい化粧をほどこし、涼やかに仕立てます。

澄んだ空気で満たされた心地よい空間に
お客様をお迎えする準備が整いました。

ラウンジの中で「命」あるものはこの2本のシンボルツリーだけ。
だからこそ、私たちもラウンジスタッフの皆様も一緒になって
一喜一憂しながら丹精込めて育ててきました。

大らかに伸びた枝、枝からおりた根、光を優しく浴びた新緑で
大地や太陽の光、自然の感覚を呼び起こし、
潤いと安らぎ・エネルギーに満ちた心地よい空間。

この生命力溢れる瑞々しい空気でお客様をお迎えしたい、
そう願いを込めてしつらえたシンボルツリー。

ファーストクラスでのご旅行以外でもマイレージなどを使いラウンジをご利用いただけるようです。
羽田から海外へ出発される際は是非ファーストクラスラウンジに足をお運びいただき
豊かに成長を続けるシンボルツリーをご覧いただけますと嬉しいです!

そして3年後、4年後・・とその成長を皆様にご覧いただけるよう
これからも愛情を込めて毎月のメンテナンスを行ってまいります!

 

ラウンジ各所には日本を代表する作家、職人による芸術作品も数多く展示され、
五感で日本を感じる、訪れる価値ある空間です。

書道家 武田双雲氏 桜色の墨で描かれた世界地図

左官職人 挾土秀平氏 「ひこうき雲」

ラウンジご利用に関しまして詳しくは空港スタッフにお尋ねください

16.07.26

盆栽や花あしらいで夏の暮らしに涼を取り込む

東京・名古屋で毎月行っている垂見圭竹フラワーレッスンでは、
投げ入れやアレンジメントなど生花がメインですが、
苔玉やクリスマスリース、お正月花など、季節に合わせた作品作りも行っています。

今年の7月レッスンは、レッスン生の皆様には初めての「盆栽づくり」。
ここ最近ではインテリアショップや、レストランでもモダンな空間の中に
きりりと佇む盆栽に遭遇することも多くなってきましたよね。

この日のしつらえは、各所に置いた盆栽のグリーンを大切にしたいので
リビングテーブルにはグリーンを邪魔しないようにカサブランカを5本。
器は緑色の人魚が美しいアンテネア、
大きな生け込みはドウダンツツジ。
白の花と瑞々しい苔は静かでひんやりとした清涼感を与え、空間に凛としたムードが漂い心地いいです。
夜、一人で静かな音楽を聴きながらゆっくりしたくなります。

髄菜(ズイナ)_垂見作品

現代のモダンな家具に李朝家具を合わせ、そのあしらいに和花や盆栽を置いてみたりと、
新旧和洋をリミックスしたしつらえや花あしらいが垂見独特の世界観。

この世界観を生徒の皆様と共有し、
日本の伝統芸術を現代の暮らしに軽やかに取り入れる楽しさを感じていただきたいと、レッスンに臨みました。

真柏(シンパク)_垂見作品

花の世界では、花や葉が美しく見えるのが「表」となり、自然な美しさを見せますが、
盆栽の世界では、美しく見せたいのは「枝ぶり」。
力強くうねった見事な枝も、正面を間違えては台無しです。
古木感、大木感を出すことを意識して、小さな鉢の中に壮大な自然の景色を創り出します。

さすがはこれまで長く生花レッスンを受けていらっしゃる皆様です。
枝ぶりや向き、傾きや、器とのバランス・・など
迷いなく瞬時に見極め、丹精込めた丁寧な作業が進みます。

最後に苔を張ると、「作品」としての風格がプラスされ・・・
真剣な眼差しの皆様のお顔にようやく笑みがこぼれました。

生徒様作品 左上:五葉松(ゴヨウマツ) 右上:百日紅(サルスベリ) 左下:夏蔦(ナツヅタ) 右下:流泉紅葉(リュウセンモミジ)

生徒様作品_ピラカンサス

盆栽というと、ご隠居された方の優雅な趣味かなと、興味はあれど足を踏み入れることはなかったと
多くの生徒様がおっしゃいましたが、制作を終えその達成感とともに、
「あぁ、盆栽ってこんなに身近で楽しいものなんですね!」と皆様。
「魅惑の世界に踏み入れちゃいました!すぐにでも次の作品を作りたい!」なんてお声も。

上:定家葛(テイカカツラ・生徒様作品) 下:蝦夷松(エゾマツ・垂見作品) カリンの飾り棚に盆栽が映えます

緑が深く、枝の色が濃い盆栽には、赤茶色が美しいカリンの飾り棚が垂見好み。
カリンの赤みがあることで色香がさし、モダンな空間にムードが出ます。

「このような飾り棚や盆栽の敷板は様々なシーンで大活躍しますので、
素敵なものに出会ったら(特に骨董は一期一会!)迷わずに我が家に迎え入れることにしています」

「ガラスプレート、ストーンタイルなど、エッジがシャープなプレートを使うことで
モダンな空間と融合し、より凛とした盆栽の良さを楽しめますよ」と垂見。

「私の家のインテリアにどのように飾ろうか・・」と考えていらっしゃる生徒さん。
垂見がすかさずALESSIのシルバートレイでコーディネートすると、
「こうして楽しめばいいんですね!先生のコーディネートを参考に我が家に取り入れますね!」と。

流泉紅葉(リュウセンモミジ)_生徒様作品 ALESSIトレイに骨董置物をあしらって。

上海で出会った骨董の置物を盆栽の脇にしつらえて。こんな盆栽遊びもまた趣ある楽しみ方ですね。

さまざまな空間に合わせた盆栽の楽しみ方を、皆様にご堪能いただけた充実のレッスンでした。

大事なことは、ムード、ムード、ムード!
“ムード” を出すことです。

ご自宅で素敵に盆栽をあしらったお写真を生徒様がお送りくださいました。
そのお方それぞれのムードたっぷりの盆栽空間、お楽しみいただいているようでとても嬉しいです。

五葉松:生徒様作品 李朝箪笥との素敵なコーディネート。青々とした苔と凛々しい松は風格たっぷり。隣の壺には大森明生さんの金魚のオブジェが。透明感溢れる洗練されたしつらえのお玄関にはいい気が流れています。

流泉紅葉:生徒様作品 バカラのブッダとともに清涼感、静寂感溢れるエレガントでスタイリッシュなあしらい。モダンで爽やかな風を感じる素敵な空間です。

 

また、レッスンに先がけ垂見も幾つかの作品を仕立てました。
こちらは7/21(木)から8/9(火)東京・名古屋のCASSINA ixc.で同時開催される
「日本の花とうつわ展」にご用意したもの。

垂見作品 左上:真柏(シンパク) 右上:髄菜(ズイナ) 左下:蛍斑石蕗(ホタルツワブキ) 右下:老爺柿(ロウヤガキ)

蛍斑石蕗(ホタルツワブキ)

盆栽作りレッスンでお伝えしたことをCASSINA ixc.の素晴らしい空間に再現いたしました。

「現代のライフスタイルにあったモダンな空間に日本人らしい自然な花のあしらいがその空間のムードを高めてくれる。」
素敵な家具にあしらった盆栽はより凛と、よりエレガントに暮らしに瑞々しさを与えてくれます。

真柏(シンパク)

左上:真柏(シンパク) 右上:蝦夷松(エゾマツ) 左下:蛍斑石蕗(ホタルツワブキ) 右下:百日紅(サルスベリ)

CASSINA ixc.名古屋店では、これら盆栽の他に
家具や骨董の壺、籠などの日本の工芸品に合わせ、和花の花あしらいをさせていただいております。

骨董の壺に生けたドウダンツツジ

昨年4月の名古屋店リニューアルオープン以降、花の生け込みをさせていただいておりますが
この期間中は、花や盆栽で目にも涼やかで豊かな空間をお楽しみいただけます。
ぜひ皆様、お近くにお越しの際は足をお運びいただき、
暮らしに涼を取り込む、日本の夏の花あしらいを楽しんで頂けましたら嬉しいです。

左:ドウダンツツジ 中:コオリヤナギ 右:カンパネラ

「日本の花とうつわ展」@ CASSINA ixc. 各店舗
名古屋店: 2016年7月21日(木)~ 2016年8月9日(火)
名古屋市中区栄5-215 2F

16.03.20

銀座三越スペシャルナイトパーティ 桜インスタレーション(3月18日金曜日)

3月18日(金)に行われました、GINZA FASHION WEEK、
銀座三越でのスペシャルナイトパーティーでは、
ライブイベントとして桜を生け込みさせていただきました。

3メートルを超える枝と格闘するように、一本ずつ枝を見極め、
オアシスも、剣山も入っていない器に投げ入れしていきました。

レッスン生徒さんの吉元由美さんの作詞された「Jupiter」のサックス、ギターでの生演奏にあわせ
絆と希望…との思いを込めて生けさせて頂きました。

お越し頂き声援を送って頂きました皆様、ありがとうございました。
レッスン生の皆様や日頃お世話になっているクライアントの皆様も多くお越しくださいました。

またこの日のために名古屋から駆け付けてくださったレッスン生徒さんも!
皆様のお顔拝見でき、緊張感の中にも穏やかな気持ちで本番に臨むことができました。
本当にありがとうございました。

東京・名古屋のレッスン生の皆様と

この作品は、22日(火)まで4階下りエスカレーター前でご覧頂けます。
是非、桜が綺麗に咲いているこの連休中に足をお運びくださいませ。

生け込みイベントで撮影した写真とともに、後日改めてレポートさせていただきます。

染井吉野

陽光桜

レンギョウ

田無ツツジ

エピデンドラム_白・薄ピンク

 

 

15.12.20

銀座三越 垂見圭竹 秋の花スペシャルインスタレーション&トークショー


リモデルグランドオープンを終えた銀座三越。

新しい銀座三越をお披露目するご招待制のナイトパーティが行われ

4階 特選婦人服フロアのメインイベントとして

「垂見圭竹 秋の花スペシャルインスタレーション&トークショー」が行われました。

 

今年の春、銀座ファッションウィークのイベントの一つとして

銀座三越とハーパーズバザー共催のナイトパーティで

桜の生け込みインスタレーションをさせていただいた際に

お客様から大きな反響を頂き、秋には紅葉の生け込みを是非!と

三越ご担当者様より熱望いただき、この日を迎えました。

ヴァイオリン、ギターの生演奏が入るこの日のイベントは、

振る舞われたシャンパンを片手に、皆様に訪れる秋を一足早くお楽しみ頂く大人の会。

空の花器が据え置かれ、大きな紅葉した枝ものが横たわる緊張感漂うステージに

観客の皆さんの期待感もますますアップ!

「皆様の心を動かせる、感動の生け込みを完成させる!」

ラダックチームの緊張感も最高潮に達し、ショーがスタートしました。

この特別な記念すべきイベントにご用意したのは

赤、オレンジ、黄色、緑・・・色とりどりに紅葉したドウダンツツジ、ナナカマド、

たわわに連なる実を実らせたウメモドキ、ツルウメモドキ、老爺柿。

ツンとした香りが秋の香りを運ぶ菊、マリーゴールド、アスターなどの菊類の花々。

ピンクの竜胆や赤く色づいた水無月、真っ白のエビデンなど、アクセントを添える花たち。

秋の紅葉の枝ものは、いわば枯れ行く瞬間を切り取ったもの。

それまでのちょっとした天候の変化により、その日に仕入れられる枝ものが変わってきます。

垂見はこのイベントのお話を頂いたまだ夏の暑い時期から、

市場に訪れるたびに信頼のおける問屋さんに相談、打合せをし

皆様に最高の紅葉をご覧頂けるよう、準備をすすめておりました。

市場の皆さんにその情熱が伝わり、

「垂見さんを一番に考えて、いい枝、入れましたからね!!」と。

仕入れの早朝にはトラックいっぱいに枝を積み込み、

銀座まで搬入してくださり、感謝のかぎりです。

春に桜が山いっぱいに咲く様子を、いにしえから日本では

「山笑う」と表現してきました。

一方、紅葉に彩られた秋の山を「山燃える」と、美しい日本語。

今回のインスタレーションでは、

秋の装いをまとった色鮮やかな山の賑わい、燃える山を銀座の街に。

との想いで生け込みさせて頂きました。

爽やかな秋の風を、この生け込みから感じていただきたいと

願いながら3mを超える枝と格闘するように・・・

生け込む時は無呼吸状態になるくらい、集中し枝ぶりを見て、

高さ、角度、前への張り出しなど一瞬一瞬で見極めていきます。

この日の為に用意された枝が一番美しく見えるよう迷いなく生けていきます。

花の神様が降りて来てくださったような、そんな神聖な感覚を感じながら・・・。

最後に作品に命を注ぐように、霧吹きで水分を補給します。

花々と会話するように霧を吹きくと、キラキラとさらに輝きお客様にご覧頂く準備が整います。

銀座に燃えるように輝く紅葉の生け込みを大きく完成させることが出来ました。

大きく張り出した枝の緊張感、たわわに実る秋色の実ものたち、

アクセントに添えた花々が優しさと秋の香りを運んでくれます。

山の賑わい、秋の風、それぞれの秋を銀座で感じて頂けることが

たいへん感慨深く、本当に感動的な一瞬でした。

完成までの垂見の一挙手一投足を息を呑み皆様ご覧下さいました。

多くの皆様に、感動しました!素晴らしい色彩ですね、来てよかったです!と感想を頂き、

これまで準備から数ヶ月、この瞬間を迎えるまで張りつめいていた緊張感がフッと吹き飛びました。

三越伊勢丹の大西社長も生け込みをご覧下さった後、

本当に素晴らしい、またこのようなイベントを継続し開催しましょう!

また皆様にご覧頂ける機会をつくります。と力強く仰ってくださいました。

これも温かいご声援をくださいました皆様、花問屋さん皆々様のお陰でございます。

本当にありがとうございました。

 

これからも日本の四季の豊かさを、心を丁寧に表現してゆきたいと思っております。

いつも心に太陽を。心に爽やかな風を。

心を込めて皆様にお届けしたいと思っております。

15.11.10

レクサス星が丘 ラトビアウィークレセプションパーティ

 

今月中旬に伊勢丹新宿店でのポップアップショップに先がけ、

ラトビアが世界に誇るファッション・インテリア・グルメなど優れたデザインや豊かな文化をご紹介する

ラトビアウィークが10月中旬のレクサス星が丘(名古屋)にて開催されました。

初日には顧客様をご招待し、ラトビア大使をお迎えしたレセプションパーティが開かれました。

「緑豊かで花に溢れた国」との代名詞をもつラトビア。

このパーティでは、秋のラトビアをイメージし垂見の花で会場を演出させて頂きました。

 

(ネッツトヨタ東名古屋株式会社 代表取締役副社長 山口峰伺氏より開宴のご挨拶)


美しく紅葉したコナラをメインに、ウメモドキ、モミジなど・・・

赤やオレンジ、黄色に紅葉する枝ものをメインステージに生け込みました。

オレンジ色のマリーゴールドは黄金に輝き、秋色のアジサイやホトトギスがシックな印象を添えます。

マリーゴールドのツンとしたいい香りが広がり秋のムードを高めてくれていました。

 

駐日ラトビア共和国大使ノルマンス・ペンケ氏には

「ラトビアの秋を思い出す、とても良い花ですね。日本の野山の風情も感じ、とても気に入りました!」

と大絶賛の嬉しいお言葉を頂きました。


ラトビアのワインやチーズ、チョコレートなど振る舞われ、

ご来場のお客様にもラトビアのグルメやファッションとともに、

自然豊かなラトビアの秋を感じて頂けたイベントは大盛況!

 

素晴らしい機会を頂戴しましたラトビア共和国大使館様、ラトビア投資開発公社様、

そしてイベントを主催されましたレクサス星が丘のスタッフの皆様、

改めてましてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

(駐日ラトビア共和国大使 ノルマンス・ペンケ氏、ラトビア投資開発公社日本代表 アリナ・アシェチェプコワ女史とともに)

(キリックスグループ社主 山口春三氏を囲んで)

(山口峰伺氏とラダックチーム)

Back Number
up