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16.10.24

クレド・ポー ボーテ プレス発表会での会場装花

8月某日、銀座資生堂パーラーにて開催されました
この秋発売のクレド・ポー ボーテ新スキンケアアイテム、
洗顔料シリーズ&アイクリーム(9/21発売)、オイル状美容液(10/21発売)の
プレス発表会の会場装花を担当させていただきました。

いつもクレド・ポー ボーテ様からご依頼を頂く時は、
商品コンセプトとお写真を拝見し、イメージのお色味をご指定いただきます。
「垂見さんのクリエーションにお任せします!
自由に表現して素敵なクレド・ポー ボーテの空間を作り上げてください!!」とのオーダーです。

今回の商品のキーワードは「輝き」「清涼感」「透明感」「ピュア」。
パッケージや広告ビジュアルからイマジネーションを膨らませ花で世界観を作り上げます。
何枚もデッサンを描き、イメージを膨らませ、
早朝4時の花市場でイメージを現実のものに落とし込んでいきます。

壁面:ドウダンツツジ 水無月 アナベル  テーブル上:クルクマ カラー(クリスタルブッシュ) アナベル

 

会場のメイン壁面には瑞々しい緑が爽やかに揺れるドウダンツツジを大きく生け込み
大輪の花を咲かせた白とライムグリーンのグラデーションが美しい水無月を。
室内のゆるやかな空気の流れに、ドウダンツツジがサワサワと揺らぎ、瑞々しく爽やかな風を感じます。


純白のパッケージの洗顔料シリーズが並ぶテーブルには
真っ白なクルクマ、カラー(クリスタルブラッシュ)をふんだんにあしらいます。
先端にかけ淡いグリーンのグラデーションが、花の白さと透明感をより際立たせ、
その美しいピュアホワイトにハッと息を呑むほど。

オイル状美容液はこれまでのクレド・ポー・ボーテでは類を見ないピンク色のパッケージ。
女性らしく大人っぽいピンクのアイテムを会場内でひときわ際立たせるために
選んだ花材は「ブーゲンビリア」。

ドウダンツツジ ブーゲンビリア バンダ アナベル

 

ソファに掛け、商品をご覧になる皆様の目線の先には、
そのパッケージとリンクする印象的なフューシャピンクのブーゲンビリアを。
頭上には軽やかに葉を揺らすドウダンツツジをあしらっています。

蔓状に伸びるブーゲンビリアは花器の口元から零れ落ちるようにふんだんにあしらい、
溢れ出る美を象徴するよう生け込みました。

アクセントとなる紫色の蘭バンダやグリーンのアナベルを添え
優雅で贅沢な・・・このオイルを使うときのリッチな幸福感をイメージして・・・

大人の女性のように透明感の中に成熟したムードをまとい、空間にも華やかな輝きがいっそう増しました。

「やはり女性はピンクや華やかなお色があると気分がぐっと盛り上がりますね!
ピンクはどんなお花を入れていただけるか想像してたのですが、まさかブーゲンビリアとは!
さすが垂見さん、会場が一気に華やぎました!お客様の反応が楽しみ♪」

とクレド・ポー ボーテご担当者さま。

あちこちから「わぁ素敵〜!今日のイベントにピッタリね〜」とスタッフ皆様の声が聞こえてきます。
お客様からの質問に備え、花材名をメモされたり質問してくださったり・・
ご熱心なご様子がとても嬉しく、垂見もいつもより更に念入りにコンセプトや花材のご説明をして、
花のおもてなし空間を完成させました。

「季節の花でお客様をお迎えし、瑞々しい空間で新商品をお楽しみいただきたいのです。
クレド・ポー ボーテの世界観に垂見さんのお花は欠かせません!!」

と、とても嬉しいお言葉を頂戴いたしました。
皆様のそのおもてなしの心と素敵なオーラが会場に充満し、
生けた花にもさらにパワーと美しさがプラスされているような気がします。

皆さんのものづくりのこだわり、美意識の高さにいつも刺激をいただきます。
この出会いが本当にありがたく感謝の気持ちで花を生けています・・・と垂見。

クレド・ポー ボーテの皆様、毎回素敵なお仕事を担当させていただきありがとうございます。

16.08.13

客迎えの夏支度 at 羽田空港 JAL 国際線ファーストクラスラウンジ 

2014年8月にリニューアルグランドオープンした羽田空港国際線ターミナル、JALファーストクラスラウンジ。
国内外のVIPのお客様をお迎えする空間に、瑞々しく葉を茂らせるグリーンをしつらえたいと
乃村工藝社 A.N.D.のインテリアデザイナー小坂竜氏よりお声がけいただき、
シンボルツリーをコーディネートさせていただきました。

 

あれから丸2年が経ち・・・

2本のシンボルツリー、目を見張るほど成長しました!
驚きの生育ぶりをBEFORE&AFTER の写真でお見比べください!

 

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

オープンからの2年間、毎月毎月羽田に通い丹精込めてメンテナンスをしてきました。

大きなバケツ何杯もの水やりはもちろん、
満遍なく陽の光を受けるよう鉢を少しずつ回転させたり
葉が重なり重く見えてしまうところはバランスを見て剪定し、
これ以上伸ばしたくない枝は芽止めの処理を。
垂れ下がった枝は太い幹と麻ひもでくくり、ぐぐぐっっと持ち上げて・・・

とっても地道な作業ですが、植物の成長にはどれも欠かすことのできない重要なお手入れ。
その時の室内環境や生育状態に合わせ臨機応変に愛情を込めて育ててきたのです。

そんな私たちに応えてくれたのか、
オープン時よりもひと回り、ふた回り、いえ、それ以上に・・

写真をご覧いただければ一目瞭然!こんなに大きく成長しました!

↓  ↓  ↓  ↓  ↓

見事な枝ぶりの「シェフレラ」がダイニングのビッグテーブルから突き出る姿は迫力満点!
2年経った今では葉がより深い緑で艶やかに、悠々と豊かに葉を繁らせています。
八丈島で何十年も丹精込めて育てられたこのシェフレラ。
自然が作り出した造形美にますますの凄みが出てきました。

落ちる影はどこか和の風情も

「涼しい木陰で食事しているようで気持ちいいね!」とお客様に人気のエリアだとか。嬉しいですね!

ソファの並ぶラウンジエリアには、趣ある樹形が盆栽を思わせる「ポリシャス」を。
今では葉がよく茂り緑も深いこんもりとした森のよう。
繊細に縮れた葉としなやかな枝ぶりで風格たっぷり、格調高い寛ぎの時間を演出します。

 

サマーシーズンには、日本の玄関口としてより多くのお客様がここに足を運び、搭乗前のひと時をお過ごしになります。
7月は通常のメンテナンスに加え、入念なお手入れをいたしました。

夏の客迎えのしつらえです。

訪れるお客様に気持ち良く快適にお過ごしいただくために、
目からも涼やかな演出となりますように・・・
残りわずかな日本での滞在を気持ち良く締めくくっていただけますように・・・そんな気持ちを込めて。

足元にあしらった最高級のヤマゴケ。 青々と瑞々しい化粧をほどこし、涼やかに仕立てます。

澄んだ空気で満たされた心地よい空間に
お客様をお迎えする準備が整いました。

ラウンジの中で「命」あるものはこの2本のシンボルツリーだけ。
だからこそ、私たちもラウンジスタッフの皆様も一緒になって
一喜一憂しながら丹精込めて育ててきました。

大らかに伸びた枝、枝からおりた根、光を優しく浴びた新緑で
大地や太陽の光、自然の感覚を呼び起こし、
潤いと安らぎ・エネルギーに満ちた心地よい空間。

この生命力溢れる瑞々しい空気でお客様をお迎えしたい、
そう願いを込めてしつらえたシンボルツリー。

ファーストクラスでのご旅行以外でもマイレージなどを使いラウンジをご利用いただけるようです。
羽田から海外へ出発される際は是非ファーストクラスラウンジに足をお運びいただき
豊かに成長を続けるシンボルツリーをご覧いただけますと嬉しいです!

そして3年後、4年後・・とその成長を皆様にご覧いただけるよう
これからも愛情を込めて毎月のメンテナンスを行ってまいります!

 

ラウンジ各所には日本を代表する作家、職人による芸術作品も数多く展示され、
五感で日本を感じる、訪れる価値ある空間です。

書道家 武田双雲氏 桜色の墨で描かれた世界地図

左官職人 挾土秀平氏 「ひこうき雲」

ラウンジご利用に関しまして詳しくは空港スタッフにお尋ねください

16.07.26

盆栽や花あしらいで夏の暮らしに涼を取り込む

東京・名古屋で毎月行っている垂見圭竹フラワーレッスンでは、
投げ入れやアレンジメントなど生花がメインですが、
苔玉やクリスマスリース、お正月花など、季節に合わせた作品作りも行っています。

今年の7月レッスンは、レッスン生の皆様には初めての「盆栽づくり」。
ここ最近ではインテリアショップや、レストランでもモダンな空間の中に
きりりと佇む盆栽に遭遇することも多くなってきましたよね。

この日のしつらえは、各所に置いた盆栽のグリーンを大切にしたいので
リビングテーブルにはグリーンを邪魔しないようにカサブランカを5本。
器は緑色の人魚が美しいアンテネア、
大きな生け込みはドウダンツツジ。
白の花と瑞々しい苔は静かでひんやりとした清涼感を与え、空間に凛としたムードが漂い心地いいです。
夜、一人で静かな音楽を聴きながらゆっくりしたくなります。

髄菜(ズイナ)_垂見作品

現代のモダンな家具に李朝家具を合わせ、そのあしらいに和花や盆栽を置いてみたりと、
新旧和洋をリミックスしたしつらえや花あしらいが垂見独特の世界観。

この世界観を生徒の皆様と共有し、
日本の伝統芸術を現代の暮らしに軽やかに取り入れる楽しさを感じていただきたいと、レッスンに臨みました。

真柏(シンパク)_垂見作品

花の世界では、花や葉が美しく見えるのが「表」となり、自然な美しさを見せますが、
盆栽の世界では、美しく見せたいのは「枝ぶり」。
力強くうねった見事な枝も、正面を間違えては台無しです。
古木感、大木感を出すことを意識して、小さな鉢の中に壮大な自然の景色を創り出します。

さすがはこれまで長く生花レッスンを受けていらっしゃる皆様です。
枝ぶりや向き、傾きや、器とのバランス・・など
迷いなく瞬時に見極め、丹精込めた丁寧な作業が進みます。

最後に苔を張ると、「作品」としての風格がプラスされ・・・
真剣な眼差しの皆様のお顔にようやく笑みがこぼれました。

生徒様作品 左上:五葉松(ゴヨウマツ) 右上:百日紅(サルスベリ) 左下:夏蔦(ナツヅタ) 右下:流泉紅葉(リュウセンモミジ)

生徒様作品_ピラカンサス

盆栽というと、ご隠居された方の優雅な趣味かなと、興味はあれど足を踏み入れることはなかったと
多くの生徒様がおっしゃいましたが、制作を終えその達成感とともに、
「あぁ、盆栽ってこんなに身近で楽しいものなんですね!」と皆様。
「魅惑の世界に踏み入れちゃいました!すぐにでも次の作品を作りたい!」なんてお声も。

上:定家葛(テイカカツラ・生徒様作品) 下:蝦夷松(エゾマツ・垂見作品) カリンの飾り棚に盆栽が映えます

緑が深く、枝の色が濃い盆栽には、赤茶色が美しいカリンの飾り棚が垂見好み。
カリンの赤みがあることで色香がさし、モダンな空間にムードが出ます。

「このような飾り棚や盆栽の敷板は様々なシーンで大活躍しますので、
素敵なものに出会ったら(特に骨董は一期一会!)迷わずに我が家に迎え入れることにしています」

「ガラスプレート、ストーンタイルなど、エッジがシャープなプレートを使うことで
モダンな空間と融合し、より凛とした盆栽の良さを楽しめますよ」と垂見。

「私の家のインテリアにどのように飾ろうか・・」と考えていらっしゃる生徒さん。
垂見がすかさずALESSIのシルバートレイでコーディネートすると、
「こうして楽しめばいいんですね!先生のコーディネートを参考に我が家に取り入れますね!」と。

流泉紅葉(リュウセンモミジ)_生徒様作品 ALESSIトレイに骨董置物をあしらって。

上海で出会った骨董の置物を盆栽の脇にしつらえて。こんな盆栽遊びもまた趣ある楽しみ方ですね。

さまざまな空間に合わせた盆栽の楽しみ方を、皆様にご堪能いただけた充実のレッスンでした。

大事なことは、ムード、ムード、ムード!
“ムード” を出すことです。

ご自宅で素敵に盆栽をあしらったお写真を生徒様がお送りくださいました。
そのお方それぞれのムードたっぷりの盆栽空間、お楽しみいただいているようでとても嬉しいです。

五葉松:生徒様作品 李朝箪笥との素敵なコーディネート。青々とした苔と凛々しい松は風格たっぷり。隣の壺には大森明生さんの金魚のオブジェが。透明感溢れる洗練されたしつらえのお玄関にはいい気が流れています。

流泉紅葉:生徒様作品 バカラのブッダとともに清涼感、静寂感溢れるエレガントでスタイリッシュなあしらい。モダンで爽やかな風を感じる素敵な空間です。

 

また、レッスンに先がけ垂見も幾つかの作品を仕立てました。
こちらは7/21(木)から8/9(火)東京・名古屋のCASSINA ixc.で同時開催される
「日本の花とうつわ展」にご用意したもの。

垂見作品 左上:真柏(シンパク) 右上:髄菜(ズイナ) 左下:蛍斑石蕗(ホタルツワブキ) 右下:老爺柿(ロウヤガキ)

蛍斑石蕗(ホタルツワブキ)

盆栽作りレッスンでお伝えしたことをCASSINA ixc.の素晴らしい空間に再現いたしました。

「現代のライフスタイルにあったモダンな空間に日本人らしい自然な花のあしらいがその空間のムードを高めてくれる。」
素敵な家具にあしらった盆栽はより凛と、よりエレガントに暮らしに瑞々しさを与えてくれます。

真柏(シンパク)

左上:真柏(シンパク) 右上:蝦夷松(エゾマツ) 左下:蛍斑石蕗(ホタルツワブキ) 右下:百日紅(サルスベリ)

CASSINA ixc.名古屋店では、これら盆栽の他に
家具や骨董の壺、籠などの日本の工芸品に合わせ、和花の花あしらいをさせていただいております。

骨董の壺に生けたドウダンツツジ

昨年4月の名古屋店リニューアルオープン以降、花の生け込みをさせていただいておりますが
この期間中は、花や盆栽で目にも涼やかで豊かな空間をお楽しみいただけます。
ぜひ皆様、お近くにお越しの際は足をお運びいただき、
暮らしに涼を取り込む、日本の夏の花あしらいを楽しんで頂けましたら嬉しいです。

左:ドウダンツツジ 中:コオリヤナギ 右:カンパネラ

「日本の花とうつわ展」@ CASSINA ixc. 各店舗
名古屋店: 2016年7月21日(木)~ 2016年8月9日(火)
名古屋市中区栄5-215 2F

16.03.20

銀座三越スペシャルナイトパーティ 桜インスタレーション(3月18日金曜日)

3月18日(金)に行われました、GINZA FASHION WEEK、
銀座三越でのスペシャルナイトパーティーでは、
ライブイベントとして桜を生け込みさせていただきました。

3メートルを超える枝と格闘するように、一本ずつ枝を見極め、
オアシスも、剣山も入っていない器に投げ入れしていきました。

レッスン生徒さんの吉元由美さんの作詞された「Jupiter」のサックス、ギターでの生演奏にあわせ
絆と希望…との思いを込めて生けさせて頂きました。

お越し頂き声援を送って頂きました皆様、ありがとうございました。
レッスン生の皆様や日頃お世話になっているクライアントの皆様も多くお越しくださいました。

またこの日のために名古屋から駆け付けてくださったレッスン生徒さんも!
皆様のお顔拝見でき、緊張感の中にも穏やかな気持ちで本番に臨むことができました。
本当にありがとうございました。

東京・名古屋のレッスン生の皆様と

この作品は、22日(火)まで4階下りエスカレーター前でご覧頂けます。
是非、桜が綺麗に咲いているこの連休中に足をお運びくださいませ。

生け込みイベントで撮影した写真とともに、後日改めてレポートさせていただきます。

染井吉野

陽光桜

レンギョウ

田無ツツジ

エピデンドラム_白・薄ピンク

 

 

15.12.20

銀座三越 垂見圭竹 秋の花スペシャルインスタレーション&トークショー


リモデルグランドオープンを終えた銀座三越。

新しい銀座三越をお披露目するご招待制のナイトパーティが行われ

4階 特選婦人服フロアのメインイベントとして

「垂見圭竹 秋の花スペシャルインスタレーション&トークショー」が行われました。

 

今年の春、銀座ファッションウィークのイベントの一つとして

銀座三越とハーパーズバザー共催のナイトパーティで

桜の生け込みインスタレーションをさせていただいた際に

お客様から大きな反響を頂き、秋には紅葉の生け込みを是非!と

三越ご担当者様より熱望いただき、この日を迎えました。

ヴァイオリン、ギターの生演奏が入るこの日のイベントは、

振る舞われたシャンパンを片手に、皆様に訪れる秋を一足早くお楽しみ頂く大人の会。

空の花器が据え置かれ、大きな紅葉した枝ものが横たわる緊張感漂うステージに

観客の皆さんの期待感もますますアップ!

「皆様の心を動かせる、感動の生け込みを完成させる!」

ラダックチームの緊張感も最高潮に達し、ショーがスタートしました。

この特別な記念すべきイベントにご用意したのは

赤、オレンジ、黄色、緑・・・色とりどりに紅葉したドウダンツツジ、ナナカマド、

たわわに連なる実を実らせたウメモドキ、ツルウメモドキ、老爺柿。

ツンとした香りが秋の香りを運ぶ菊、マリーゴールド、アスターなどの菊類の花々。

ピンクの竜胆や赤く色づいた水無月、真っ白のエビデンなど、アクセントを添える花たち。

秋の紅葉の枝ものは、いわば枯れ行く瞬間を切り取ったもの。

それまでのちょっとした天候の変化により、その日に仕入れられる枝ものが変わってきます。

垂見はこのイベントのお話を頂いたまだ夏の暑い時期から、

市場に訪れるたびに信頼のおける問屋さんに相談、打合せをし

皆様に最高の紅葉をご覧頂けるよう、準備をすすめておりました。

市場の皆さんにその情熱が伝わり、

「垂見さんを一番に考えて、いい枝、入れましたからね!!」と。

仕入れの早朝にはトラックいっぱいに枝を積み込み、

銀座まで搬入してくださり、感謝のかぎりです。

春に桜が山いっぱいに咲く様子を、いにしえから日本では

「山笑う」と表現してきました。

一方、紅葉に彩られた秋の山を「山燃える」と、美しい日本語。

今回のインスタレーションでは、

秋の装いをまとった色鮮やかな山の賑わい、燃える山を銀座の街に。

との想いで生け込みさせて頂きました。

爽やかな秋の風を、この生け込みから感じていただきたいと

願いながら3mを超える枝と格闘するように・・・

生け込む時は無呼吸状態になるくらい、集中し枝ぶりを見て、

高さ、角度、前への張り出しなど一瞬一瞬で見極めていきます。

この日の為に用意された枝が一番美しく見えるよう迷いなく生けていきます。

花の神様が降りて来てくださったような、そんな神聖な感覚を感じながら・・・。

最後に作品に命を注ぐように、霧吹きで水分を補給します。

花々と会話するように霧を吹きくと、キラキラとさらに輝きお客様にご覧頂く準備が整います。

銀座に燃えるように輝く紅葉の生け込みを大きく完成させることが出来ました。

大きく張り出した枝の緊張感、たわわに実る秋色の実ものたち、

アクセントに添えた花々が優しさと秋の香りを運んでくれます。

山の賑わい、秋の風、それぞれの秋を銀座で感じて頂けることが

たいへん感慨深く、本当に感動的な一瞬でした。

完成までの垂見の一挙手一投足を息を呑み皆様ご覧下さいました。

多くの皆様に、感動しました!素晴らしい色彩ですね、来てよかったです!と感想を頂き、

これまで準備から数ヶ月、この瞬間を迎えるまで張りつめいていた緊張感がフッと吹き飛びました。

三越伊勢丹の大西社長も生け込みをご覧下さった後、

本当に素晴らしい、またこのようなイベントを継続し開催しましょう!

また皆様にご覧頂ける機会をつくります。と力強く仰ってくださいました。

これも温かいご声援をくださいました皆様、花問屋さん皆々様のお陰でございます。

本当にありがとうございました。

 

これからも日本の四季の豊かさを、心を丁寧に表現してゆきたいと思っております。

いつも心に太陽を。心に爽やかな風を。

心を込めて皆様にお届けしたいと思っております。

15.11.10

レクサス星が丘 ラトビアウィークレセプションパーティ

 

今月中旬に伊勢丹新宿店でのポップアップショップに先がけ、

ラトビアが世界に誇るファッション・インテリア・グルメなど優れたデザインや豊かな文化をご紹介する

ラトビアウィークが10月中旬のレクサス星が丘(名古屋)にて開催されました。

初日には顧客様をご招待し、ラトビア大使をお迎えしたレセプションパーティが開かれました。

「緑豊かで花に溢れた国」との代名詞をもつラトビア。

このパーティでは、秋のラトビアをイメージし垂見の花で会場を演出させて頂きました。

 

(ネッツトヨタ東名古屋株式会社 代表取締役副社長 山口峰伺氏より開宴のご挨拶)


美しく紅葉したコナラをメインに、ウメモドキ、モミジなど・・・

赤やオレンジ、黄色に紅葉する枝ものをメインステージに生け込みました。

オレンジ色のマリーゴールドは黄金に輝き、秋色のアジサイやホトトギスがシックな印象を添えます。

マリーゴールドのツンとしたいい香りが広がり秋のムードを高めてくれていました。

 

駐日ラトビア共和国大使ノルマンス・ペンケ氏には

「ラトビアの秋を思い出す、とても良い花ですね。日本の野山の風情も感じ、とても気に入りました!」

と大絶賛の嬉しいお言葉を頂きました。


ラトビアのワインやチーズ、チョコレートなど振る舞われ、

ご来場のお客様にもラトビアのグルメやファッションとともに、

自然豊かなラトビアの秋を感じて頂けたイベントは大盛況!

 

素晴らしい機会を頂戴しましたラトビア共和国大使館様、ラトビア投資開発公社様、

そしてイベントを主催されましたレクサス星が丘のスタッフの皆様、

改めてましてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

(駐日ラトビア共和国大使 ノルマンス・ペンケ氏、ラトビア投資開発公社日本代表 アリナ・アシェチェプコワ女史とともに)

(キリックスグループ社主 山口春三氏を囲んで)

(山口峰伺氏とラダックチーム)

15.08.12

クレ・ド・ポー ボーテ 年間達成パーティーでの装花&トークショー@リッツカールトン東京

 

梅雨の中休みの青空が眩しい6月某日、

クレ・ド・ポー ボーテ 年間達成パーティーがリッツカールトン東京で華やかに行われました。

 

−−−− 遡ること約2ヶ月前、資生堂様でのキックオフミーティングで

このイベントでのメイン装花とトークショーのご依頼をいただきました。

なんでも、昨年末の関西3カ所での垂見講演会を是非東京でも!

と、クレ・ド・ポー ボーテ担当者さんの間で満場一致で決まったとか・・・。

本当に有り難い限りです。

 

今回のメイン会場はリッツカールトン東京のバンケットルーム。

年間達成パーティーに伴い3つのメインイベントが催されます。

● 資生堂トップヘア&メーキャップアーティスト大久保紀子さんによるメイクアップデモンストレーション

● 垂見圭竹トークショー「トップアーティストのおもてなしの心 美意識の高め方」

●ディナーパーティ

バンケットルームの装花には、新商品のカラーアイテムのテーマ、

「ヴェネツィア」を想起させる花の作品を、とのお話をいただき、

またトークショーでは、「トップアーティストのおもてなしの心 美意識の高め方」のテーマのもと

日頃心がけ大切にしていることや、自分を磨き高める方法などを、

クレ・ド・ポー ボーテブランドユニット グループリーダー日比和美さんとともにお話させて頂くことになりました。

 

装花もトークショーも、壮大なお題をいただき、皆様のご期待に応えるべく

イマジネーションとクリエーションをフル回転させ、イベント当日を迎えました。

 

「ヴェネツィアの謎 水に踊る光の遊び」とのテーマのもと、

ヴェネツィアの一日を通した豊かな色彩がキーカラーとなった新商品に合わせ花でその世界感を作り上げます。

用意した花材はドウダンツツジ、スモークツリー(グリーン)、アジサイ3種(白、群青色、紫)、

クルクマ、シャクヤク4種(小島の輝、白妙、かぐや姫、サラベルナール)。

すべて旬の、この季節ならではの瑞々しく大きく美しい花材です。

 

ドウダンツツジ、スモークツリー、クルクマは、朝の太陽が低く霧が立ち込めるスモーキーな青みを帯びた運河をイメージして。

シャクヤク、アジサイは昼の空高く昇る太陽からこぼれる煌めきや、夕方から夜にかけて、水辺の明かりが優しく映り込む水面、

夕焼けから暗闇へ刻一刻と変幻する色彩美、息を呑む程の美しいグラデーションから発想を得て。

花でヴェネツィアの一日の情景を表現いたしました。

メイン会場には良い枝ぶりのドウダンツツジを大きく生けました。

窓外の豊かな植物との相乗効果も有り、とても瑞々しい印象に。

大らかに生けたドウダンツツジの手前には、大輪に咲くシャクヤクやスモークツリー、

アジサイをふんだんにあしらい、この空間に足を踏み入れた瞬間に、ここが皆さんにとっての

特別な空間であることを感じて頂けるよう、豊かな花々で演出いたしました。

ドウダンツツジは瑞々しく、白のアジサイやクルクマは透明感ある光を帯び、

シャクヤクやアジサイのキラキラと輝くような大輪の花が、華やかでエレガントで優しい印象を添え・・・

 

生け込みが完成し、まわりを見渡すとそこには、

クレ・ド・ポー ボーテ ブランドディレクターの藤井さんを始め、

多くのスタッフさんがカメラを構えいろんな角度で花の写真を撮ってくださっていました。

「まさにクレ・ド・ポー ボーテの世界感だね、やはり花は空間を生き生きとさせる。

垂見さんの花はなくてはならない!」とトップからの嬉しいお言葉をいただき、

ようやく緊張感から解き放たれました!嬉しい瞬間です!

夜になり、照明を落とした空間に生け込んだ花が美しく浮かび上がり、

昼と夜とで表情を変えるヴェネツィアの街のように、とってもドラマティックで幻想的な印象に。

ヴェネツィアを舞台に撮影されたプロモーションビデオは、短編映画を観ているよう。

映像も音楽も・・・すべてトップアーティストによる渾身の作品です。

クレ・ド・ポー ボーテミューズのアマンダ・サイフリッドの妖艶な美しさが際立つ、ため息をつく程美しい世界感。

この映像と花とが相まって、空間全体でひとつの世界感を表現できていることに我ながら感動!

・・・この世界感、感じて頂けますでしょうか!

2日目午前に開催されたトークショーは自然光溢れる明るい空間で。

テーブルにはアジサイ、シャクヤク、アガパンサス、アスパラ、スモークツリーで

この季節の涼やかな華やかな花をあしらい、皆様をお迎えいたしました。

トークショーのテーマは「花のプロとして おもてなしの心、美意識の高め方」

クレ・ド・ポー ボーテという、資生堂の最高峰ブランドとお仕事をさせて頂くためにも、

日々自分の感性を高め、自分の心に向き合うことを大切にしています。

日常のなかでインスピレーションを受けるものや、

愛読する本や美術館・観劇・旅行など、自分を高め感性を磨くためにしていることを紹介させて頂きました。

新しい発見を自分の仕事に取り込み、お客様、生徒さんに披露し喜んで頂き、

更には皆さんのご経験やお考えを伺うことで、また新たな発見に出逢える喜び。

 

心をクリアに整える。好奇心と学ぶ心。ひとつひとつ丁寧に向き合うこと。

とてもシンプルなことですが、真摯に自身に向き合うことが成長に繋がり、豊かな心を育てると信じています。

自分のためではなく、喜んでくれるお相手の為に心を込めて尽くすこと。

日頃大切にしている仕事に向き合う時の心の持ちようです。

これは仕事だけでなく家族や友人など日常の人間関係においても同じ。

自分の為ではなく誰かの為に頑張ると、心がすがすがしくハートフルになれる。

 

花や人に素直で丁寧な心で向き合えば素晴らしい出逢いや景色が見えてきて、

そしてその経験が自分を高めてくれる。

謙虚に、感謝の心で素直に人にも花にも向き合う・・・そんな心を大切にして。

お相手をしてくださいました日比さんとも、女性として、母として、

そしてクレ・ド・ポー ボーテに携わる者として、大切にしていること、共感する部分が多く、

たくさんの刺激と学びを頂くことが出来ました。

 

一時間あまりのトークショーも、あっという間に終了。

「垂見さんのお言葉、胸に響きました!」「教えていただいた“相手を思う心持ち”明日から実践します!」

と、多くの方が垂見に駆け寄り、トークショーや装花の感想を直接お伝えくださって・・・

花を通じ新しい出会いがあり、心が通じ合うことができ感激いたしました!

 

素晴らしいイベントにお声掛けを頂けましたこと、クレ・ド・ポー ボーテの皆様、

又、ご協力頂きましたリッツカールトン東京の皆様に心より感謝を申し上げます。

 

15.03.24

桜生け込みデモンストレーション@三越銀座×ハーパースバザー スペシャルナイト

 

3月20日(金)、ギンザファッションウィーク開催中の三越銀座にて、

ハーパースバザーとコラボレーションしたスペシャルナイトイベント。

300名程のお客様を迎え大盛況のうち桜の生け込みデモンストレーションをさせて頂くことが出来ました。

お越し頂き声援を送ってくださいました皆様、成功を祈っていますとメッセージを下さいました皆様、

心よりお礼を申し上げます。

ナイトイベントを終え、桜の生け込みは三越銀座店4階の下りエスカレーター前に

3月24日(火)まで展示して頂いておりました。期間中足をお運び頂きました皆様、本当にありがとうございました。

 

ナイトイベントでのデモンストレーションの様子を写真を交えてレポートさせて頂きます。

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金曜日19時。デモンストレーション1時間前を迎え、会場を見ると、お席は満席。

幾重にも重なった立ち見のお客様で熱気が立ちこめ、バックヤードにも緊張が走りました。

25分という時間の中、お越し頂いた皆様の心を動かす花をご覧頂きたい。

1週間かけて咲かせた桜はちょうど満開を迎え、あとは生けられるのを待つばかり。

 

垂見は枝振りを見ては頭の中で作品の最終形を作り上げ、入念にイメージを形作ります。

本番は一回のみ。失敗はもちろん許されません。

目を閉じた垂見の頭の中には、既に作品が出来上がっているようでした。

 

よし、いける!素晴らしい作品ができる!

 

垂見から力強い一言にスタッフにもさらに緊張が走りました。

スムーズに無駄なく垂見をサポートし、お客様には垂見の動き、作品に集中して頂きたい。

スタッフ全員が集中力MAXの状態。それぞれがイメージトレーニングし、本番に臨みます。

 

黒山の観客を集めた土屋アンナさんのトークショーも終わり、いよいよ本番です。

観客席も満席、立ち見の方も多く、これから始まるデモンストレーションに期待感の高まった会場に、、、いざ!

 

MCさんからご紹介いただき、直ぐに生け込み開始。

息つく暇なく長さ2mを超える桜の枝を投げ入れていきます。

枝をハサミで切り、手で太い枝を折るバキッという音が会場に響きます。

 

1本、2本、3本、、、5本程桜を順調に生け上げた時・・・

バラバラバラ・・・と、突然全ての枝が一気に崩れてしまいました。

満開に咲いた桜の枝先が想像以上に重くバランスを失ったのです。

観客席からは小さな悲鳴に似た声が。。。

そこで垂見の緊張も逆に解けたのか、生け込む手は先ほどよりもスムーズに。

真剣に枝に向き合い、まるで桜と戦っているかのよう。。。

太く長い枝を難なく次々と生け込む垂見のスピード感は観客の皆様の心を捉えたのか、

会場が一体となり作品の完成に固唾を飲み見守ってくださいました。

染井吉野、陽光桜、馬酔木、田無ツツジ、沈丁花・・・枝振りを瞬時に見極め、バランスをみながら次々に生け込みます。

ピンクの蘭、エピデンドラムでアクセントをつけ全体のバランスを調整し、

最後に作品に命を吹き込むかのように霧吹きで葉水を与え、完成。

肩で息をするほどの垂見に会場からは割れんばかりの拍手をいただき、

ようやく笑顔となり、生け終えた安堵の気持ちでトークショーをさせて頂きました。

「20分でこの大迫力の生け込みが完成するなんて!」

「垂見さんはまさに枝と格闘していましたね。」

「スピード感に圧倒されました!」

「この花材合わせが素晴らしいですね!配色のバランスに惚れ惚れします。」

 

イベントが終っても興奮冷めない会場でたくさんの方からお言葉を頂き、皆様から沢山の感動を頂戴いたしました。

 

週末には開店から閉店まで桜の前から人が絶えることなく、

老若男女問わず国内外の沢山のお客様が作品の前で記念撮影をしたり、花に顔を近づけてじっくり鑑賞したり・・・

迫力に圧倒された驚きのお顔や、桜を愛でた穏やかな笑顔、香りを堪能し日本の春の到来を喜ぶお姿が見られました。

また、三越担当者の方からこんなに多くの方が足を止め写真を撮って楽しんでいるディスプレイは初めてです、と

嬉しいお言葉をいただくことができました。

 

誰もが憧れる銀座の街で、三越という老舗の百貨店の大事なお客様をお迎えしたイベントで

パフォーマンスをさせて頂けましたことは、私どもにとりましても大きなチャレンジでありました。

お越し頂いた皆様の笑顔を拝見し、たくさんのお褒めのお言葉を頂き、

自画自賛ではございますが大成功!の一言で表現したいと思います!

 

デモンストレーション中はナカサアンドパートナーズ金子さんに撮影していただきました。

写真ができあがりましたら是非ご紹介させてくださいませ。

お客様、生徒様、フェイスブックを見たよ!とデモンストレーションに応援に駆けつけてくださった皆様、ありがとうございました!

皆様に見守っていただき、心強い声援が力となり、緊張感の中でしたが大満足の生け込みをさせて頂くことができました。

また期間中に桜を愛でに、垂見に会いにお越し下さいました皆様、ありがとうございました。

最後となりましたが、このような素晴らしい機会をくださいました株式会社三越伊勢丹、三越銀座店の皆様に

心よりお礼を申し上げます。

 

15.01.13

資生堂 クレ・ド・ポー ボーテ 特別イベントにて 垂見圭竹講演会

講演タイトル:「幸せ感じる花のおもてなし」~おもてなしの”ときめき”が女性をもっと素敵にする

(画像クリックで拡大画像をご覧頂けます)

 

これまで資生堂クレ・ド・ポー ボーテのフラワーワークを手掛けさせて頂きましたご縁が繋がり、

コンセプトでもある「浄化」をキーワードに花を通じた美に関する講演をしてほしいとご依頼をいただきました。

(関西を代表する百貨店様主催の、3日間計6回の講演会)

また、会場にはご来場のお客様にシナクティフの世界感を感じて頂けるようふんだんなフラワーディスプレイをと、

素敵なご依頼です。

 

11月25日オリエンタルホテル(神戸)、12月7日スイスホテル(大阪) 21日ホテル阪急インターナショナル(大阪)でのイベントは

会場にメインフラワーをしつらえ、ローズシナクティフの甘酸っぱい香りとモーブカラーのムーディな空間でお客様をお迎え致しました。

各会場の雰囲気に合わせ主となる枝ものをそれぞれ変えて生け込みをさせて頂きました。

 

▼オリエンタルホテル メイン枝もの:クリスマスホーリー

▼スイスホテル メイン枝もの:ウィンターベリー

▼ホテル阪急インターナショナル メイン枝もの:蝋梅(ロウバイ)

会場に足を一歩踏み入れた皆様は、ハッと息を呑み、うっとりと・・・

これから始まる非日常の美空間に胸の高鳴りを隠せない、、そんな皆様の表情が印象的でした。

枝ものの足元には、ちりめんのようなフリンジが美しいシクラメン2種、

芍薬のように花びらが幾重にもなる大輪咲きの紫のトルコキキョウ(ボヤージュブルー)や、

資生堂ロゴのモティーフである椿、日本一の生産者さんから仕入れた、何とも言えぬ美しい色彩のアジサイ(アルプスアンティーク等)など

関西の皆様に楽しんで頂ける最高の花材をご用意し、大きな生け込みをさせて頂き、会場を花のオーラで包みました。

今回の主役ローズシナクティフは、開花の時期がとうに過ぎていましたが、生産者さんに協力して頂き開花をずらし、、、

こんな寒い季節になんとか数本のローズシナクティフを関西の皆様に楽しんで頂くことが出来ました!

その香りはやはり素晴らしい!はかなさと甘い上品な香りは他のバラにはありません。まさに唯一無二の姿と香りです。

シナクティフのクリームをお顔にのせた時のようにうっとりと瑞々しい香りが空間に広がります。

講演ではこれまでのフラワーワークをご紹介しながら、花のある暮らし、花でおもてなしをすること、

お仕事を通じて様々な方から教えて頂いたことや常に心がけていることなど、、、

垂見がいつも大切にしている「こころ」のお話を皆様にお聴きいただきました。

 

垂見がこれまでに感じたこと、心がけていることは、シナクティフのコンセプト「浄化」ともとても関連深く、

花を生けることに大切なことは、テクニックや色彩感覚だけでなく、心を浄化し、整え、向き合うこと。

それは人とのお付き合いにも当てはまり、お相手をおもんばかる心が、自らの心を豊かに育ててくれる。

また「感謝」の気持ちや「覚悟と情熱」の心を常にもち、男気で踏ん張る!

 

自分のためでなく誰かの為に頑張る自分。誰かの為に花を生けたい。生徒さんの為にレッスンを充実させたい・・・

そう思うと自然とアイデアが湧いてきます。これは誰かの為に、という愛情からくるもの。

自分の為ではなく誰かの為に頑張ると、心がすがすがしくハートフルになれます。

花や人に素直で丁寧な向き合えば素晴らしい出逢いや景色が見えてきます。そしてその経験が自分を高めてくれるのです。

そんな垂見の話に会場は時には笑いあり、深く共感し頷き、メモを取り、

また涙ぐんで聴いてくださる方も多くいらっしゃいました。

講演が終わると、早く間近で見たい!とのご様子で多くの方がメインフラワーに駆け寄り、

写真を撮ったり香りを楽しんだり、、花を囲んで数分間、垂見とのおしゃべりを楽しんでくださいました。

皆様とても好奇心旺盛で沢山の質問や率直な感想をいただき、素直なお気持ちで花を愛でてくださることが嬉しかったです。

「垂見先生から教えていただいた心持ち、明日から実践します!」

「他界した母が大切にしていた椿を眺め、垂見先生の優しい心が母をここへ連れて来てくれたような気がして涙してしまいました、、、」など

短い間ではございましたが皆様といろいろなお話をさせていただきました。

人の心を素直にしてくれる花のパワーが会場に宿り、とても温かく優しい時間を皆様と過ごすことが出来ました。

お帰りには皆様とてもよい表情で会場を後にされたのがとても嬉しく印象的でした。

花と化粧品。

それは女性のムードを高める必需品。

日頃の心持ちやお相手に対する気持ち一つで自分の心も体も豊かになります。

「少しの優しさ、相手をおもんばかる心をもって、花にも人にも向き合いたい」

講演を聴いてくださった3会場の皆様に、「関西でもレッスンしてください!それまでは東京に通います!」という

何とも嬉しいお声をたくさん頂き、新しい出会いと感動をいただいた講演会でした。

このような素晴らしい機会をいただけましたこと、資生堂様をはじめ関係者の皆様に心よりお礼を申し上げます。

また関西の生徒様、ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。

14.10.26

SHISEIDO THE GINZA 期間限定ディスプレイのご案内(10/23~11/18)

世界中の女性に愛され憧れでもある資生堂最高級ライン、クレ・ド・ポー ボーテ「シネルジック」。
この度グローバル商品「シナクティフ」と名称を全世界統一し、ラインナップが発売されました。

そのお披露目として、銀座中央通に面した資生堂旗艦ビルSHISEIDO THE GINZA 1階メインステージにて
一ヶ月間(10/23~11/18)にわたるプロモーションディスプレイの
企画・デザイン・施工を手掛けさせて頂きました。

同社により品種開発された、ブランド名を冠したバラ「ローズシナクティフ」を使うこと。
資生堂担当者様からのご要望はこの一点のみ。
『垂見さんの感性でザ・ギンザ1階にシナクティフの世界観を作り上げて欲しい』というご依頼でした。
企画コンセプトから全てをお任せいただいた、なんとも有り難いご依頼に胸が高鳴ると同時に
身の引き締まる、緊張感が高まる日々が続きました。
全てを垂見に任された仕事。全てが胸ときめく失敗のできない大仕事だからです!

陽光溢れる明るい空間を、どのようにシナクティフの「BEAUTE NOIRE(=黒)」の世界感と印象づけるか。
ローズシナクティフの透明感のある美しさを最大限に魅せるにはどのようにディスプレイしたら良いか。
一ヶ月という長い間、世界中から感度の高い方々が集まる銀座の景観の一部となることへの責任感はもちろんありましたが、
『これまでにない緊張感!』という垂見の表情は、緊張感というよりも創作意欲に奮えたっているようでした!

何度もTHE GINZA に足を運び、何枚何枚もスケッチやデザイン画を描き、模型を作り、
はたまたシナクティフの愛用者でもある垂見は、日夜シナクティフでお手入れをして・・・
その世界感を感じ、魅了され理解し、満を持してプレゼンに臨みました。

施工上の制限など懸念事項もクリアし、満場一致でプレゼン通りのデザイン案に決定しました!

今回の主役であるローズシナクティフ。
岐阜の生産者さんとやり取りし、この期間に美しく開花するように調整してきました。
80本を超える鉢は瑞々しく咲き見事です。
大輪のローズシナクティフから溢れる甘酸っぱい香り。
いつも垂見が言うように、“その花にはその葉が必要”。
ボリュームたっぷりの葉の緑。主役と脇役。葉が見事に花を引き立てています。
美しいモーブの凛としたローズシナクティフはまさに大人の女性を思わせ、
透明感に溢れエレガントでムードのある、幸せオーラに満ちた憧れの女性を象徴するディスプレイにしたかった。

イベントプロデューサー三枝克匡氏や照明デザイナー藤本晴美氏、施工スタッフ全員が一体となり、
ミリ単位の垂見の微妙な調整に作業スタッフさんもキビキビ動く緊張感・・・。
垂見のデザイン画・設計図のシナクティフの世界感を美しく作り上げてくださいました。
思い描いた通りの世界が目の前に広がった時は緊張感から解き放たれ、
言葉にならない程の感動と達成感に包まれました!

担当者様の笑顔、道行く人がカメラを向ける光景、美しい照明の光を受けたバラを眺めては
『思いをカタチにしてくれた皆様に感謝の気持ちがいっぱい!』と垂見。
素晴らしいプロジェクトを任せてくださったことへの感謝の気持をシナクティフの世界に込めて完成しました!

コンセプトとなるキーワードは、浄化、生命力、女性らしさ、心地よさ、透明感、躍動感・・・・
中央にはボトルデザインから発想を得た印象的な円柱のボトルプランターを仕立て、
蓋を開けた瞬間に、ローズシナクティフが象徴する香りや美しさのエッセンスが舞い広がるイメージを作り上げています。

昼と夜の表情ががらりと変わるのも必見です。
陽光が降り注ぐ日中は瑞々しく健康的な美しさが際立ち、
夕方からはモーブ色が浮かび上がり、影が落ち、ドラマティックな印象です。
(営業時間は20時まで、照明は22時半まで特別点灯)

 

『このような素晴らしいお仕事に携わらせて頂き、
関係者の皆様、ご協力くださった皆様に心より感謝申し上げます』と、垂見。

咲き誇るローズシナクティフと瑞々しく高貴な香りに満ちた空間を
五感で体感しに是非足をお運びいただき、皆様それぞれに感じて頂ければと思います。
そしてご感想を頂けましたら大変嬉しいです。
皆様今後とも宜しくお願い申し上げます。

SHISEIDO THE GINZA
東京都中央区銀座7-8-10
会期:10/23日(木)~11/18(火)会期中無休
営業時間:11:00~20:00
http://stg.shiseido.co.jp/

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